昨年、私は2年ぶりに夫と一緒にバリ島へ行きました。
バリが好きな夫は、長い間連続休暇を取るチャンスを狙っていて、なかなか叶わず、やっと一緒に行く事が出来たわけですが、多分、バリが好きな人なら理解出来ると思うのですが、長い間、「バリ島に行きたい病」だったみたいです。
自宅では、夫は仕事から帰ると、よく録画して集めているインドネシアの番組を見たりしていました。
そんな時に、例のマスターカードのCMを見ていて、すごく行きたい気分になったようです。あのCMは、バリが好きな人の壷にはまってしまいそうですよね。
きっと、ここを覗いて下さっている私の知人なのですが、彼女もそのCMを見て、バリに行きたいと泣いてしまったと言っていました。
http://www.mastercard.com/jp/about/cm/
さて、私たち夫婦は、やっと夫の休暇が取れて、それから急いでチケットの手配をして出発準備をバタバタとして、バリ島の空港へ到着すると、そのままウブドへ直行しました。
ガルンガンの夜の事です。
乗り込んだ空港タクシーの運転手さんに 「ガルンガン中なのに、こんな夜中にごめんね」と謝りながらウブドへ向いました。
ウブドでは、寝ていたロスメンの家族を大声で叩き起こして部屋に入れてもらいました。
ホテル滞在では、あまりガルンガンなどの休暇の影響は無いかもしれませんが、余程前から、今度のガルンガンに泊まるなどと、ロスメンに伝えておかないと、何かと不自由だったり、不便な事もあります。私たちは、直前に宿に連絡をしたので、仕方がありません。
まず、宿のスタッフは、休暇を取って田舎へ帰っていたので、お部屋の準備がちゃんと出来ていませんでしたし、お湯が出ないお水が出ないというような事も、島中休暇なので、修理にも来てもらえないわけです。
また、私の仕入れに関してはもう、市場や職人さんは休んでいますので、滞在中訪ねて行っても、ああ、イブなら実家に帰ってるとか、今お寺に行ってるとか、そんな調子なのでなかなか仕事になりません。
まあいいか! バリ島のめでたい祝日なのだから!
そういう気分に乗り換えて、バリ島を楽しむ事にしました。
ウブドの町は、あちこちでバロンの一連帯が行進していました。
日本の獅子舞と同じです。町を歩き回って、お賽銭を集めています。
お賽銭を渡すと、その場で演奏をしてくれるのです。私も2回くらいは、お賽銭を渡しました。
こういう観光旅行者的な楽しみも、この時期ならではです。
バリ島に到着して、やりたい事や食べたいものが沢山あった私の夫は、あれもこれも希望してドタバタして疲れていたようでした。けれども、バリ島滞在の時間は限られているので、部屋でヘタれていた夫にムチを打って、私たち夫婦は、午後三時も過ぎた頃に、宿のお父さんから単車を借りて、ウブドの北部をツーリングしました。
にわかマスターカードCMの真似事です。(笑)
王宮から北部に伸びる、スゥエタ通りを北上して、タマンに出て再び、ラヤ・ウブド通りに戻るという、道がわからなくても、それなりに田園地帯の夕暮れを楽しめるコースです。
宿のお父さんが貸してくれたのは、スープラです。夫はスープラ初挑戦。クラッチの段階がよくわからなくて、随分高回転で運転してしまったりしていたけれど、次第に慣れて来ました。
まずは、スゥエタに出る前に、デルタデワタの北に出来た新しいガソリンスタンドで、ガソリンを補給して、ラヤ・ウブド通りに戻り、ハヌマンのところから一方通行なので、左折してハヌマンからデヴィ・シタ通りにでて、突き当たりからモンキーフォーレスト通りに出て、そこから一揆に北上です。
ちなみに、単車(スープラ)は、宿のお父さんが太っ腹で、無料で貸してくれました。ヘルメットはありません。(違法なので真似しないで下さい。ガルンガンなどの祝日はノーヘルでも田舎はあまり厳しくないそうです。)
道を北上していくと、こじんまりした集落が両側にあり、ガルンガンならではの、ペンジョールという竹飾が通りの両側に飾られています。
ワカ・デ・ウマあたりに出ると、左手、西の方に、田んぼが見えてきて、田んぼの向こう側は、川の対岸があり、川の対岸も田園が広がっていて、とても良い景色です。
田んぼのアヒルたちも、そろそろ家に帰ろうかな~としている時刻ですし、集落の人々もガルンガンの夕方に、家の外に出てのんびりおしゃべりをしたりして過ごしている様子が伺えます。
時々、単車を止めて写真撮影をしたりしながら、マスターカードの時間を過ごしましたが、宿に到着するまで1時間とちょっとくらいでした。ガソリンを満タンにして、あまり使っていなかったので、逆に宿のお父さんからお礼まで言われました。本当に良い宿です…。
一応これで、夫のマスターカード症候群は治まったかもしれないし、滅多に夫婦二人でバリ島に来る事も出来ないので、私にとっても良い思い出になりました。
こういう事は、強引にでもやっておく方が良いのです。まさに、マスターカードのCMのキャッチフレーズのようにお金で買えない価値があるのです。
ただ、私たちは結婚25年も経ていないので、宿はロスメン、食事はワルン。VILLAのアップグレードやお揃いのバティックのシャツを買ったりという事は…。。。。
ウブドでは本当に短い時間でしたが、宿のお父さんも親切だし、お母さんも、夫が好きなお料理を作ってくれたりと、良い感じですごしました。
それから、夫と一緒にいつもお世話になっている運転手さんの家を訪ねて行き、家畜のブタさん(沢山の子豚がいて可愛いいのです!)と、2台のVESPAを見せてもらいつつ、田舎のバリ島の家族の雰囲気の中でほのぼのとさせてもらいました。
運転手さんには、まだ2歳にならない息子がいるので、なにかソフトなお土産をと思って、スポンジの玉が飛び出すピストルのおもちゃを持って行ったのですが、小学生のお姉ちゃんの方が喜んで遊んでいました。運転手さんは、大のプルメン(キャンディー)好きなので、ゲーセンで遊んで取った飴玉を集めていて、袋一杯プレゼントしましたが、あっという間になくなってしまったみたいです。ガルンガンで人が集まる時期なので、食べ物のお土産などはすぐに無くなってしまうようです。
久しぶりに後藤は、バリ島で旅行を楽しみました。
旅行のお話は次回に続きますね…